高嶋ちさ子、占い番組の“お約束”をぶち壊す! 「それネット情報?」と占い師に噛みつく姿が話題に

斉木順

 ヴァイオリニストの高嶋ちさ子が、20日に放送された占いバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演。忖度なしで「それネット情報ですか?」などと占い師に噛みつくシーンがあり、ネット上で「ガチすぎる」と話題を呼んでいる。

 番組では、占い師の木下レオン氏が高嶋と軽部真一アナを鑑定することに。同番組は、占い師がゲストの私生活に関する情報などを次々と言い当てていくのがお決まりだ。だが、木下氏から「ここ数年はすごくつらい思いをされている」と指摘されると、占いに興味がないという高嶋は「それネット情報ですか?」と噛みつき、いきなりバチバチの展開になった。
 
 続けて、木下氏が「金銭感覚に優れている」と褒め言葉ともとれる指摘をするも、高嶋は「当たってない」と言わんばかりに首をかしげるポーズ。木下氏は「お金の出入りが激しいが、稼ぐということ」と補足説明したが、それに高嶋は「だとしたら『金銭感覚に優れている』って言い方はおかしい」とバッサリ切り捨てた。

 また、木下氏は高嶋の家族の問題について「今からが本番。キツくなる」と鑑定。だが、これにも高嶋は「家族は子ども?実家?」「もうちょっと具体的にわからないの?」と、抽象的な鑑定結果に不満をこぼす。

 さらに、ヒートアップした高嶋は「姉に疾患があるのはネットに載ってるし、姉を助けるために私が生まれてきたという話もいろんなところで言っていて、誰でも知ってること。普通なら負担に思うってことは誰でもわかるし、先生がそのことを仰っているのなら、私はまったく負担に思っていません」とまくし立てた。

 木下氏は「そうではない」「未来の話」としたが、将来的にどんな問題が起きるのか明確には言ってくれないため、高嶋が「なんなんですか?」「未来を占うのが占い師」などと食ってかかる展開に。木下氏は「高嶋さんが手を抜く時期がくる、メンタルが強そうに見えて、強くないんです」と指摘し、それには高嶋が思い当たる節があるようなそぶりを見せたものの、最後まで前代未聞のピリピリムードで終わってしまった。

 唐突に鑑定が終了したようにも見えたため、VTRを視聴していたスタジオのレギュラー陣は困惑。だが、マンスリーゲストの木村拓哉は「ここで終わらせとかないと、どっちかが血を流す」と、バチバチ対決の終わり方に理解を示していた。

 いつもネット上では、高嶋の言動に批判的な意見が集まることが多い。しかし、今回の高嶋に対しては「みんなが思ってる占いのウサン臭さに突っ込んでてスゴイ」「ほかのゲストが全部演技に見えるくらい高嶋ちさ子だけガチ」「お姉さんのこと言われてると思って毅然と反論する姿がカッコよかった」「ゲストが『すごい、なんでわかるんですか!?』とか言ってるだけのいつもの展開より全然面白い」などと好意的なコメントが続出している。

 過激な言動で物議を醸すことも多い高嶋だが、占い番組の“お約束”がまったく通じないガチすぎる姿勢は一本筋が通っているともいえそうだ。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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