『R-1グランプリ』大幅テコ入れに王者が苦言! 「レベル下がりそう」と質低下を危惧する声も

編集部

 2002年にスタートした『R-1ぐらんぷり』が、第19回目となる今大会からカタカナ表記の『R-1グランプリ』(以下、『R-1』)に変更され、参加条件も一新することが発表された。

 11月25日に行われた「『R-1グランプリ2021』やります会見」では、前回王者のマヂカルラブリー・野田クリスタルのほか、ゆりやんレトリィバァ、マツモトクラブ、おいでやす小田、紺野ぶるまらが登壇した。

 これまで参加者の芸歴は不問だったが、今大会から『M-1グランプリ』と同様の「芸歴10年以内」に変更。さらにアマチュアは「Rー1への出場が今回で10回目以内」との条件付きで、プロと同じ舞台で戦うことになる。

 大会側は「ニュースターを発掘するため」と説明しているが、テコ入れの最たる理由は、フジテレビ系で放送される決勝戦の視聴率が下降線をたどっているからだともっぱらだ。

 あべこうじが優勝した10年には、平均視聴率が関東14.3%(ビデオリサーチ調べ、以下同)、関西19.0%と高視聴率を記録していたが、野田クリスタルが優勝した20年には関東7.1%、関西10.3%と、ピーク時の約半分にまで落ち込んでしまった。

 ちなみに、テレビ朝日系で放送されている『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の決勝は、19年が関東17.2%、関西26.7%を記録。18年も関東17.8%、関西28.2%を記録しており、『R-1』との差は歴然だ。

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