マヂカルラブリー・野田「“あらびき芸人”ブレイク必至」?上沼激怒のM-1から心機一転、R-1優勝で雪辱を果たす!

編集部

 ひとり芸のNO.1を決める大会『R-1ぐらんぷり 2020』が8日に行われ、吉本興業所属のお笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが初優勝を飾った。今大会は新型コロナウイルス感染拡大防止により無観客で開催。史上初の試みとあって、芸能界からも多く関心が寄せられていた。

 優勝した野田は、2017年に放送された漫才師の日本一決定戦「M-1グランプリ2017」に出場。決勝戦に全力で挑んだ彼らだが、審査員のひとりであるタレント・上沼恵美子から「一生懸命頑張ってる。頑張ってるのはわかるけど、好みではない」「よう決勝残ったなと思って」と酷評を受け、散々な結果で終わっていた。

 今大会で野田は、自主制作したゲームを紹介。難しいゲーム内容に苦戦するプレイヤーをコミカルに披露し、お茶の間を楽しませた。優勝記者会見で、賞金の使い道について聞かれた野田は、M-1で激怒された上沼に対し「500万使って何かを献上しようと思います。えみちゃん、やったよ」とラブコール。M-1の雪辱を果たす結果に、嬉しさを爆発させた。上沼の辛口コメントを“愛の鞭”と捉えた彼の前向きな姿勢に拍手を送りたい。

 マヂカルラブリーは2007年にコンビ結成。『キングオブコント』(TBSテレビ)や『THE MANZAI』(フジテレビ)など、数々の賞レースに出場し、着々と腕を上げている。お笑いネタ番組『あらびき団』(TBSテレビ)では、独特な笑いのセンスを披露し、MCのお笑いタレント・東野幸治と藤井隆の笑いを誘った。

 同日行われた優勝記者会見で野田は、「今回はスタッフさんもいたんですけど、完全な無観客でやるネタ番組もあって鍛えられたんで。『あらびき団』って言うんですけど、あれに比べれば、全然マシでございます」と『あらびき団』出演経験が、優勝につながったと話している。野田の優勝を見届けた東野は自身のツイッター上で「あらびき団地の住人のマヂカルラブリー野田クリスタル君がR-1グランプリで優勝しました。おめでとう!無観客といえばあらびき団ですから当然といえば当然の結果なのかも」とコメント。『あらびき団』出演者の功績を称えた。

 バラエティ番組『勇者ああああ〜ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組〜』(テレビ東京)にも出演している彼は、自身が開発したゲームを正式にリリースし話題になっている。今回『R-1』で見せたゲームのほかに、20作ほど制作したという野田。彼がつくり出す独特な世界観、その笑いのセンスが世間に知れ渡る結果となった今回の優勝。今、最もノリに乗ってる芸人として、野田の幅広い活躍から目が離せない。

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