11日にピン芸人日本一を決める『R-1ぐらんぷり2020』(フジテレビ系)の準決勝進出メンバーが発表された。マツモトクラブ、三浦マイルドなどの常連組に混じり、アインシュタインの稲田直樹やサンシャイン池崎がノミネートされ話題となっている。稲田は前コンビを解散し、アインシュタインを結成するまでピン芸人として活動しており、2012年の同大会では決勝進出も果たしているため順当な結果といえる。
池崎も2017年に準優勝をしているが、その後テレビの第一線から消えてしまった印象は拭えない。現在の池崎はどういったポジションにいるのだろうか。
「テレビから消えてしまった芸人でも、池崎のようなキャラがついた芸人の場合は、営業仕事がコンスタントに入ってきます。営業は正直なところ、同じネタを使い回せるので、芸人にとってはオイシイ仕事です。現在も一定の稼ぎはあるといえるでしょう。彼は貧困家庭で育ったことで知られていますが、両親に予算500万円の一軒家をプレゼントしたそうです」(芸能関係者)
さらに最近の池崎には「絶叫自己紹介」以外にもキャラがついている。
「ネコ好きキャラですね。保護猫2匹と暮らしており、SNSにネコとの写真を多くアップしています。ネコ関係の雑誌のインタビューにも答えていますね。昨年はネコ愛をひたすらつぶやき続ける裏アカウントの存在も話題となりましたね」(前出・同)
池崎は2016年と2017年は、復活ステージを勝ち抜き決勝進出を果たしている。土壇場において強い粘りを発揮する芸人と言えそうだ。これに加え、ネコ好きキャラも加わった彼がどのような新境地を見せてくれるのか期待したいところだ。(文=相川ナロウ)