『R-1』批判のキートンが闇営業問題で建設的提案?

編集部

 『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)の審査運営体制を批判し話題となっていたキートンが7日に更新したツイッターで、闇営業問題について長文をツイートした。キートンは、吉本興業の所属芸人であるが、かつては給料が50円しかないと暴露したほか、『R-1』批判後は2月のスケジュールが28日間白紙であると積極的に自身の悲惨な境遇をアピールしている。

 キートンは7日の投稿では、闇営業問題に関するワイドショーなどでのタレントのコメントは「綺麗事」だと批判した。さらに会社から約40分のコンプライアンス研修を受けたとも報告。今後、闇営業問題をなくすには、所属芸人6000人に仕事を入れるのが理想だが、それは難しい。ならば普通の企業がやっているように芸人の数を減らすリストラも必要かと提案するも、それは吉本はやらないだろうとし、一番現実的な案として「事務所移籍を認める」と記した。

 これに対し「こう言う事を書くと、文句ばかり言いやがって、嫌なら吉本辞めて他の事務所に行けよ。とか勝ち誇ったように言ってくる奴がいますが、そんな事はわかってるんだよ、そんな簡単な話じゃねえーんだよ、バカは黙ってろ! と、思っているとかいないとか」とも記している。事務所移籍は吉本的にはタブーな行為なのだろうか。

 「一部ネット上には、吉本から他事務所への移籍には“2年しばり”があるといわれていますね。ほかの事務所へ移籍する場合は、2年間活動ができないというものです。若手芸人にとって2年間は長いでしょう。実際にそうしたシステムが厳密にあるのかはわかりませんが、吉本で売り出した芸人が、そのまま他事務所にスライドして出演するといったパターンは見られませんね」(芸能ライター)

 過去には太平サブロー・シローが独立したのち、古巣の吉本興業からの圧力で仕事が無くなり詫びを入れて復帰したエピソードもある。やはり、キートンの提案は気軽には実現しなさそうだ。(文=相川ナロウ)

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