R-1ぐらんぷり「無観客は追い風?」松本人志もドン引き“ミーハー客の笑い声と悲鳴”

編集部

 3月8日に開催される、ピン芸人ナンバーワン決定戦「R-1ぐらんぷり2020(関西テレビ)」決勝戦が、無観客で行われることがわかった。

 新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、アーティストの大規模コンサートや地域イベントなど、人々が集まる催しが軒並み中止や無観客対応となるなかでの異例の決断。業界関係者のあいだでは「観客がいないことで笑えない」といった心配の声があがる一方で、ミーハー客がいないことによる“純粋なお笑い芸勝負”になる期待も寄せられている。

 今年のファイナリストは、メルヘン須長、守谷日和、SAKURAI、「マヂカルラブリー」野田クリスタル、ルシファー吉岡、「ななまがり」森下直人、「パーパー」ほしのディスコ、「すゑひろがりず」南條庄助、ヒューマン中村、おいでやす小田、ワタリ119、さらに敗者復活1位の12名。

 昨年は第七世代芸人の筆頭「霜降り明星」粗品や、IKKOものまねでだいにんきのチョコレートプラネット・松尾駿など、人気者が活躍したきらびやかな大会となった。そこと比較すると知名度は劣るものの、奇天烈思考回路芸やシュール芸などお笑いフリークから高く評価される“玄人好み芸人”が揃っている。

 そのため今回のコロナ対策による無観客開催は、ファイナリストにとって追い風になるとの見方も。昨年は松尾駿のネタ中に甲高い「アヒャヒャ!」という笑い声や、敗者復活1位となった岡野陽一の「鶏肉に風船をつけて飛ばそうとするボケ」には「きゃー!」と悲鳴が湧き起こるなど、ピン芸人ナンバーワンを決める大会とは思えない“Fラン大学の学祭レベル”の軽々しい雰囲気となった。これにはダウンタウン・松本人志もツイッターで「R-1の客。。。」と意味深につぶやく事態に。

 視聴者は、“今年こそ”上質な笑いの祭典になることを期待している。

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