その一方、一部の女性層からは「ananの男性ヌードは綺麗だからいい」「男性向けの安っぽいエロとは違う」といった擁護意見が噴出。これが議論をさらにヒートアップさせ、賛否両論の状態となっている。
「最近は、YouTubeのように『男性も女性も乳首NG』という共通した基本ルールを掲げているメディアもあり、その流れが雑誌などにも波及する可能性は高そうです。現在は何となく『女性誌のエロはOK』という空気があり、過激な特集を組んでいるところもあるが、遠くない将来にそれもNGとなるのでは」(出版関係者)
先日、同じジャニーズの人気グループ「King & Prince」の平野紫耀の入浴姿が表紙になったビューティー誌「美ST」(光文社)が、発売前に異例の増刷となったことも話題になった。
需要が高いのは間違いないが、男性向けを規制するなら女性向けも同じようにしていかないと理屈が合わなくなってしまう部分がある。男性アイドルたちの艶姿がコンビニや書店に並ぶ光景も、あと数年で終わってしまうのかもしれない。