もちろん、これは橋本の人気と実力が高いからこそ起きる現象。また、彼女の芸能界屈指のビジュアルは漫画作品の実写映画化に欠かせないものとなり、業界では「二次元キャラの実写化は橋本環奈にしておけば間違いない」という風潮が広がっている。
そういった需要の高さに加えて、新型コロナウイルスの影響によって延期となっていた映画の公開が相次いで決まり、時期が集中してしまったという事情もあるだろう。
だが、あまりにひとりの女優に頼り切っているように見えるのは日本映画界にとって悪印象。橋本を疲弊させることにもなるだけに「これぞ」という役に絞ってほしい気もするが……。