柄本佑は演技で美醜を操る俳優だった… 『きみの鳥はうたえる』ほか、振り幅の大きさに驚く映画3作品

編集部

『今日子と修一の場合』修一役/2013年

 家計のために生保レディとして働くも、成績を上げようと顧客と肉体関係を持ってしまい、家族に勘当された今日子。暴力的な父から母を守るために殺人事件を起こし、少年院に収容されていた過去を持つ修一。故郷の東北から東京に移り住んだ2人は新たな人生を始めるが、3月11日、東北で大規模な震災が起こり……。

【見どころ】
 妻・安藤サクラとのW主演で話題になった作品。2人の物語が交わることはほとんどないが、「誰かのためにやむを得ずした行いが、故郷を捨てざるを得ない理由になってしまう」という点が共通している。柄本は、罪を犯した負い目を感じながらも、街とともに“復興”していこうとする青年の心情を細やかに表現した。

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