柄本佑は演技で美醜を操る俳優だった… 『きみの鳥はうたえる』ほか、振り幅の大きさに驚く映画3作品

編集部

『きみの鳥はうたえる』「僕」役/2018年公開

 仕事を辞めて失業保険で生活する静雄と、本屋でアルバイトとして働く「僕」は、函館市の郊外で同居していた。ある日、僕は同僚の佐知子と体の関係を持つ。それを境に佐知子は2人が住むアパートに頻繁に訪れるようになり、やがて3人は毎晩のように遊ぶ仲に。誠実に生きられない大人たちの、ひと夏の物語。

【見どころ】
 他人に干渉せず、誰からも縛られず、嫌なことを避けて何となく毎日を過ごす「僕」。さほどイケメンでもないのになぜかモテる「僕」のような男は現実にも一定数存在し、そのリアリティを再現できたのは、柄本の持ち味あってのことだろう。彼は同作での演技が評価され、「第92回キネマ旬報ベスト・テン」と「第73回毎日映画コンクール」で主演男優賞を受賞した。

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