「そもそも訓告による退職金減額ではなく、自己都合退職による減額であり、賭けマージャンに対する処分の減額はまったくないということです。
世間からも『どこまでも甘い』『立件して裁判で白黒つけろ』『退職金を辞退するという手段もあるはずですが』と厳しい意見が殺到しています。『どうせやめても、次のポストが用意されているだろ』など、退官をしても余裕なのでは、という指摘もあります。実業家の堀江貴文氏が5月21日にTwitterで『検察官は違法行為をしても逮捕起訴されないんですよ！ これこそまさに上級国民』と煽ったように、なにからなにまで特別扱いの黒川氏への対応に、多くの人が驚きを隠せませんね」（記者）
ビートたけしは5月23日の『新・情報7days ニュースキャスター』（TBS系）で黒川氏に対し「検事の人はみんな弁護士になるんだろ、どうせ。検事でいいとこいくと、いいとこの弁護士になって結構天下りみたいでいいんだよね」とも指摘している。一般人も著名人も、黒川氏の今後が安泰だと思っているようだ。
だからこそ今回の「退職金」に否定的な意見が出るのは当然だだろう。今後も厳しい目が向けられそうである。
