在宅勤務の息抜きにぴったり! 「ユーモアにあふれた傑作本」3選

編集部

(2)『時をかけるゆとり』(朝井リョウ/文春文庫)

【作品情報】
就活生の群像劇を描いた「何者」(新潮文庫)で、戦後最年少の直木賞受賞者となった朝井リョウ。初のエッセイ集である。独特の観察眼を持つ彼が経験した学生時代やアルバイト、就職活動、社会人生活などを独自の目線で綴っている。“ゆとり世代”だけでなく、年齢を問わず楽しめる、自虐とユーモアが炸裂する23編だ。

【おすすめポイント】
“学生時代にやらなくてもいい20のこと”とも題された作品。本書の帯には“圧倒的に無意味な読書体験”と書かれるほど、そのくだらない内容にハマる。特におすすめなのは“母という生き物はおもしろい”という出だしから始まる「母がいろいろと間違う」だ。朝井自身の母親のおかしな行動を綴っている。“母の愚行”エピソードに笑いが止まらない。

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