在宅勤務の息抜きにぴったり! 「ユーモアにあふれた傑作本」3選の画像1

 “おうち時間”が増え、オン・オフの切り替えがゆるみがちな人も多いのではないだろうか。在宅勤務で仕事に没頭しすぎて疲弊し、趣味に手が伸ばせないという人も。小説や自己啓発本などを手に取ってみるものの、複雑な内容で読む気になれない……なんて人もいるだろう。

 そこで、肩の力を抜いて読める、息抜きにぴったりな本を3冊紹介する。著者自身の考えが色濃く表現されたエッセイや、独特の世界観を放つ本などユーモアたっぷりの作品ばかりだ。読めば読むほど、それぞれの作品に流れる“ゆるい”空気感に思わず虜になるだろう。

(1)『無理難題が多すぎる』(土屋賢二/文春文庫)
【作品情報】
元教授で哲学者の土屋賢二が「週刊文春」(文藝春秋)で連載していたエッセイ「ツチヤの口車」を、一冊に凝縮した作品。「妻になる!」「老人の生きる道」「ぼっち席」「矛盾との闘い方」など、ウィットに富んだ作品60篇を紹介している。

【おすすめポイント】
「2020年本屋大賞発掘部門 “超発掘本!”」に選ばれた本だ。同大賞に推薦した北海道の岡本書店恵庭店・書店員の山口榛菜は “毒にも薬にも、ならない一冊”とコメント。毒舌と自虐がちりばめられた破壊力抜群の内容だ。ストレスの多い現代社会にクスッと笑いを届けてくれる話の数々。読了後にはきっと心が軽くなっているだろう。

(2)『時をかけるゆとり』(朝井リョウ/文春文庫)
【作品情報】
就活生の群像劇を描いた「何者」(新潮文庫)で、戦後最年少の直木賞受賞者となった朝井リョウ。初のエッセイ集である。独特の観察眼を持つ彼が経験した学生時代やアルバイト、就職活動、社会人生活などを独自の目線で綴っている。“ゆとり世代”だけでなく、年齢を問わず楽しめる、自虐とユーモアが炸裂する23編だ。

【おすすめポイント】
“学生時代にやらなくてもいい20のこと”とも題された作品。本書の帯には“圧倒的に無意味な読書体験”と書かれるほど、そのくだらない内容にハマる。特におすすめなのは“母という生き物はおもしろい”という出だしから始まる「母がいろいろと間違う」だ。朝井自身の母親のおかしな行動を綴っている。“母の愚行”エピソードに笑いが止まらない。

(3)『いやげ物』(みうらじゅん/ちくま文庫)
【作品情報】
一体誰が買うのだろう?と思ってしまう「いやげ物」。水に濡れると裸が現れる湯呑みや、着ると恥ずかしい地名入りのTシャツなど、著者自身が集めたコレクションから400点以上を紹介している。

【おすすめポイント】
「マイブーム」や「ゆるキャラ」などの生みの親である漫画家でイラストレーターのみうらじゅん。コレクターの一面もある彼の独特な世界観から紹介される「いやげ物」。それぞれにみうらじゅん自身が感じた印象で名付けたり、ツッコミを入れたりなどコメントがどれも面白い。

 2020年の本屋大賞発掘部門に選出された話題作や、直木賞作家のエッセイなど、時間がある今、注目してほしい本を紹介した。作者独自の視点で紡ぎ出されるユーモアにあふれた内容に、抱腹絶倒すること間違いなし!仕事の息抜きにサラッと読める“ゆる読書”を楽しんでみてはいかが。

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