「ビートたけしと女たち」(3)〜17歳女子高生との恋……そしてフライデー襲撃事件へ〜

編集部

 フライデー記者が、Bさんが通っていた専門学校で待ち伏せをして、強引な取材でBさんに、全治二週間のケガをさせてしまったのだ。これにブチ切れたたけしが、たけし軍団を引き連れて、講談社のフライデー編集部を襲撃。

「俺は刑務所に入る覚悟で来ているんだ!」

 の叫び声とともに現場にあった傘立てや消火器を手に、社内に残っていた編集部員を滅多打ちにし、駆け付けた大塚署の警察官に現行犯逮捕されたのだ。

「たけしは、この事件をきっかけに所属していた太田プロから独立することとなり、事件に巻き込んでしまった軍団を引き連れて『オフィス北野』を設立しました」(同前)

 そう、『オフィス北野』も、愛人がきっかけでできた事務所だったのだ。

 そして昨年、その『オフィス北野』をまた新たな愛人(現妻のAさん)がきっかけで出ていき、新しい事務所を作った。たけしは女に振り回される、同じ歴史を繰り返しているのだ。(続く)

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