ビートたけし「番組途中退席」“業界のタブー”守るも効果なし? 視聴率ワーストクラス『いだてん』に配慮する必要性は皆無?

編集部

 8日に放送されたお笑い特番『THE MANZAI 2019 マスターズ』(フジテレビ系)で起きた、番組最高顧問・ビートたけしの“途中退席”が話題になっているが、その“業界の掟”にネット上では呆れ声が続出している。

 たけしは、同時間帯に放送されていた大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK)で、物語の語り部となる伝説の落語家・古今亭志ん生で出演中。そのため、タレントの“裏番組出演”を防ぐ業界のルールに則って一時退席した。同局の三田友梨佳アナウンサーが補足していた「大人の事情」とは、このルールのことである。

 テレビ業界の“暗黙のルール”として広く浸透している通称“裏かぶり”。同時間帯に局をまたいで重複した出演をタブーとするもので、もし仮に重複しそうな場合は「出演時間の変更」「その時刻だけ退席」などの対策がなされ、今回のたけしのような調整が行われる。

 ただ、これは視聴者からすれば、至極どうでもいい話だ。そもそも、“裏かぶり”しない時間帯と曜日に放送しなければいいのでは、との意見も多い。

「裏かぶりを防ぐ根本的な理由は『番組スポンサーに対する“配慮”』にあるようです。スポンサーの広告費からタレントのギャラが支払われるわけですが、それを同時間帯で違う番組に出演した場合、その番組の視聴率に貢献する可能性があるため配慮しているらしい。そういった“いざこざ”を防ぐために、暗黙のルールが設けられているそうです。

 ただ、それはテレビ側の都合であって、視聴者にとっては知ったことではありませんよね。

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