強制わいせつの疑いで逮捕されたNHKチーフプロデューサー・阿部博史容疑者の“もうひとつの肩書”に対し、揶揄が飛び交っている。
2月23日午前1時半頃、東京都練馬区の路上で帰宅途中の40代女性が押し倒され、わいせつな行為を受けた事件。付近の防犯カメラの映像などから、阿部容疑者の関与が浮上。警視庁の調べに対し、阿部容疑者は「記憶がないのでわかりません」と否認しているという。
自社に都合の悪いニュースをスルーするテレビ局が目立つ中、NHKは17日の『シブ5時』でこれを報道。さらに、事実確認中ながら「職員が逮捕されたことは遺憾」とのコメントを出しており、厳しい処分が予想される。
「NHKといえば、昨年11月、酒に酔って女風呂に侵入した佐賀放送局の湧川高史局長(当時)に対し、出勤停止2週間の懲戒処分とNHK放送センター(東京)の人事局付とする左遷を行った際、『処分が甘すぎる』とバッシングが起きたばかり。それもあって、阿部容疑者の今後が注目されています」(記者)