ナイナイ・岡村隆史「昔は個人攻撃だった」 “毒吐き”の場だった過去のラジオを振り返る

相川ナロウ

 16日深夜放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)において、最近のネット社会について語られた。岡村は俳優・佐藤浩市の首相演技発言や、藤崎マーケットの性別確認ロケなどの、最近の炎上事例を出し「一個材料見つけたら一気にわーっと叩く時代になった」と嘆いた。

 さらに、自身のラジオ番組の内容についても「昔なんか個人攻撃だった。こいつ嫌いやねん。こいつにこんなことされた」と振り返り、今なら炎上必至だと語った。確かに、ナイナイの深夜ラジオは毒気に溢れるものであったようだ。

「『ナインティナインのオールナイトニッポン』(同)は、1994年4月に月曜2部としてスタート。3ヶ月後の同7月に木曜1部に昇格し、14年10月からは岡村単独の番組として現在まで続いています。番組開始当初のナイナイは東京進出直後であり、なおかつ寝る間もないハードスケジュールをこなし、家を探す時間もないためホテル暮らしを余儀なくされていたようです。ツインベッドの1つの部屋にコンビで押し込められ、ストレスもかなり溜まっていたのでしょう。ラジオは“毒吐き”の場だったのかもしれません」(放送作家)

 番組では、具体的な人名が挙げられることもあったという。

「番組で共演したものの、あいさつを無視されたとして矢部浩之がDJの赤坂泰彦をディスったかと思えば、若手時代に稽古中に騒いでいたのを怒られた恨みから『みうらじゅんが嫌い』とも発言していましたね。ただ、どちらの件も誤解が解けています。岡村も、菅野美穂が主演したドラマ『イグアナの娘』(テレビ朝日系)に対して『イグアナってなんやねん』と2時間キレつづけて、カミソリが送られてくるハプニングもありました」(同)

 この日の放送では、ナイナイの毒舌発言を受けて番組スタッフがたびたび芸能事務所に呼び出され謝罪させられていたエピソードも披露された。それだけ影響力の大きい番組であったといえるだろう。
(文=相川ナロウ)

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