アンジャッシュ・渡部建、芸人とテレビマンが復帰サポートも… 佐々木希の気丈な仕事ぶりが最大の壁に
斉木順
芸人たちの援護射撃に業界人たちのサポートもあるとなれば、復帰は不可能ではないようにも思える。しかし、意外にも復帰の一番のネックになりそうなのは、妻で女優の佐々木希であるといわれている。 最近、佐々木は女優業やモデル業だけでなくバラエティ番組にも積極的に出演するようになり、今春から趣味実用番組『すてきにハンドメイド』(NHK Eテレ)の新MCにも就任。そうした働きっぷりの成果なのか、先日は約4億円のマンションを“単独”で一括購入したと報じられた。 一部では「離婚準備なのでは」といった憶測も流れたが、そうした気配はないと伝えられており、渡部に代わって一家の大黒柱となる決意の現れではないかとみられている。 だが、佐々木が気丈に仕事をすればするほど「渡部は何をやってるんだ」「あんなことした上に奥さんに頼りきりなんて」といった批判が渡部に集まり、さらなるイメージダウンになるというジレンマがある。もし渡部が復帰したら「多目的トイレ不倫」の件を徹底的に芸人たちにイジられることになるだろうが、そうなると佐々木のタレントイメージに影響するとの見方もある。 つまり、頑張っている佐々木の足を引っ張らないためにも、まだしばらくは復帰しない方がいい……という判断になりかねないというわけだ。 業界内に支援の気配がある一方、世間の反発、メディアからのバッシング、佐々木への影響など多くの高い壁もある渡部の復帰。前述の『マツコ&有吉 かりそめ天国』ではマツコ・デラックスが「あんまり時間が空くと、もう(復帰)できなくなるよ」と心配していたが、1年以上にわたっている活動自粛が明ける日はくるのだろうか。
(文=斉木順) <ライタープロフィール>
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