女優の有村架純が6月6日放送のバラエティ番組『ニノさん』(日本テレビ系)にゲスト出演。番組MC二宮和也の“有村評”がファンを驚かせることになった。
2014年に放送された二宮主演の連続ドラマ『弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』(同)で共演しているふたり。お互いの印象を語ることになり、有村は二宮について「自分をよく見せようとしない、聡明な(人)。いつ会っても変わらないし淡々としてるんですけど、でも冷たいわけじゃない。ちゃんと温かい、温もりがある方かなと」と絶賛した。
これを受け二宮も有村を褒めるかと思いきや、「おばあちゃんみたいな感じ。現場で座っている時、おばあちゃんなんだよな。でも落ち着いてはいる」とまさかの評価。ネット上で「どういうこと!?」「癒し系という意味では合ってるかも」などと、有村ファンをザワつかせることになった。
二宮の発言に対して有村は「おじいちゃんだよ、そしたら」と言い返し、“同類”であることをアピールしたが、その後のトークで話題になった『クランクイン前の心境』については、ふたりのスタンスが真反対であることが判明する。
二宮は「緊張しない。まったくしない。めちゃくちゃ寝られる」とプレッシャーを感じないことを明かすと、有村は「クランクインする前って、絶対に寝れないんです。1カ月くらい前からソワソワし始めて。台本読んだりなんだり準備していくんですけど」と、まさに真逆の発言。さらに、撮影が始まっても「終わったシーンのことまでずっと考えて」しまうのだという。
同番組では現在も「わりと眠れてないですね」という有村のためにおススメの寝具を用意。普段の睡眠で有村は「枕はしないんです。気道確保(のため)」と語り、この発言にも二宮は「10000%おばあちゃんじゃん」と、ふたたび “おばあちゃん”発言でスタジオの笑いを誘った。
二宮和也は今月の誕生日で38歳、有村架純は28歳と10歳の年の差があるが、本当の兄妹のような仲の良さに双方のファンもほっこりしたに違いない。
(文=大西かずや)
<ライタープロフィール>
大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。