大島優子、留学のきかっけ告白で思い出す「下品帽」炎上騒動! “バッシング逃亡説”の真相は!?

鈴木紬

 元AKB48で女優の大島優子が30日放送のトーク番組『おしゃれイズム』(日本テレビ系)にゲスト出演し、アメリカ留学を決意した意外なきっかけについて言及した。

 実はバラエティ番組への出演が「苦手」という大島は、その理由を「ボーダーがわかんない」と説明。サービス精神が旺盛であることから「全部やっちゃうから危険なんです」といい、収録後にマネジャーから「やりすぎ」だと注意されても、なぜ怒られているのか「わからない」ほど重症なのだという。

 また、司会のくりぃむしちゅー・上田晋也が“トップアイドルから人気女優に難なく移行した印象がある”と指摘すると、本人は「スムーズじゃないですね、全然。(紆余曲折)ありました」と否定し、「(AKB48を)卒業して、女優業を本格的にこれ一本でやろうとは思ってたんですけど、ゴールがいまいちよくわかんなくなっちゃって」と過去の苦悩を告白。芸能界を「辞めたい」と思うまで追い詰められていたといい、「恋愛と一緒で、嫌いになるんだったら離れたほうがいいみたいな感覚」になったため「嫌いになる前に離れようと思って、留学をした」のだと明かした。

 実際、2017年7月に留学することをファンに報告し、その後、約1年間にわたり渡米していた大島。ホストファミリーの家にホームステイした際、周囲から「人を笑顔にすることに長けてるよね」と言われたことで、芸能界に戻る意味を見出したのだという。この予期せぬ告白に、上田は「それは、すごく意味のある留学だったねえ!」と感心していた。

 帰国後は、NHK連続テレビ小説『スカーレット』での熊谷照子役が当たり役となったほか、仲野太賀主演映画『生きちゃった』での体当たり演技が評判を呼ぶなど、女優として着実にステップアップしている大島。留学以前も15年の連続ドラマ『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』(TBS系)で主演を務めるなど活躍していたが、「演技が薄っぺらい」などと残念な評価も少なくなかっただけに、留学を境に女優として“生まれ変わった”と言っても過言ではなさそうだ。

 その一方で、留学の本当の動機については「炎上から逃げたかっただけでは?」と疑う声もネット上にはある。大島は17年6月に自身のインスタグラムに自撮り動画を投稿。下品な英字ワードが書かれた帽子を見せつけながら、『AKB48選抜総選挙』の舞台上で結婚を発表したNMB48(当時)の須藤凜々花への嫌味を繰り返す内容で、ネット上で「怖すぎる」「いじめっ子みたい」などと炎上した。

 その後、大島は自身のTwitterに謝罪文を掲載。しかしバッシングが収まることはなく、動画投稿の翌月に「海外に行く」と一時休業を発表したため、一部ネット上で「干されたのか」「逃亡先があってよかったね」「帽子のほとぼり冷ますだけだろ」と揶揄する声が上がっていた。

 当時の大島の胸の内は知る由もないが、引退を考えるほど苦悩していたため、意図せず過激な動画を配信してしまった可能性もある。理由はなんにせよ、最近の大島の活躍を見ると、すべてが好転するためのシナリオだったと受け取ることもできそうだ。
(文=鈴木紬)

<ライタープロフィール>
芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。

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