大島優子「食べまくって太った」と告白… 三十路の“老い”自覚で元AKB48随一の「演技派女優」へと成長?

編集部

 現在公開中の映画『生きちゃった』に出演する大島優子と監督を務めた石井裕也氏が、10月5日発売の週刊誌「AERA」(朝日新聞出版)に登場。大島の演技による“恐怖体験”を石井監督が語り、読者の注目を集めた。

 同作品では、5歳の子をもつ母親でありながら不倫に走り、その情事を夫に目撃されてしまう主婦役を演じた大島。ある重要なシーンで大島が「いきなり叫んだ」とのことで、石井監督は「自分がコントロールできないところに俳優が行ってしまった、と感じた初めての経験」と、衝撃を受けたことを明かした。

 この“絶叫演技”は、同月3日に行われた初日舞台挨拶でも話題となり、大島いわく「“仏のように永遠に感情をむき出しにしている”というト書きもあった。まさに試されているような気がして、私にとってもチャレンジ。読みながら高揚しました」とのことで、石井監督によるオリジナル脚本には、役者を試すような指示が書かれていたようだ。

 大島はその要求以上の演技を見せ、石井監督に「実力派の本気の姿は想像しきれず、ラストシーンは凄すぎて僕自身が引きました」と言わしめた。国内のみならず海外の賞レースにも参加する名監督を感嘆させたとあって、ネット上では「元AKB48で随一の演技派女優に成長したのでは?」と絶賛する声が寄せられている。

 一方、現在31歳の大島は同誌で「30代になって年齢的に動けなくなって鈍さが出てきた」と、“老い”を自覚したことを告白。しかし、それをあえて役作りに活かそうと、「撮影中ずっと食べまくって、太ったんです。体の重い感じを体感しよう、って」と明かした。

 これを聞いた石井監督は「そう、それがよかった」と太鼓判を押し、ファンからもその役作りに称賛の声が相次いでいる。

 濡れ場での大胆な露出がなかったことは、ファンを落胆させてしまったかもしれないが、今後はアイドル時代のイメージを払拭するような、艶やかな大人の演技にも期待したいところだ。

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