東山紀之、マッチ退所コメントに「薄っぺらい」と異例の苦言! ジャニーズの“新・長男”就任で容赦なしの先輩斬り

斉木順

 少年隊の東山紀之が、先月末をもってジャニーズ事務所を退所した近藤真彦について「後輩にもファンにも説明がなかった」「薄っぺらく感じる」などと異例の苦言を呈したことが話題になっている。

 近藤の退所のニュースは各局で大きく取り上げられているが、なぜか退所の発端となった不倫騒動について触れる局はほとんどなく、まるで「忖度」しているかのように近藤の過去の功績を振り返るにとどまっていた。

 そんななか、東山は2日に放送された情報場組『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)に出演。近藤の退所についてコメントを求められると、東山は「退所の仕方に大きな疑問が残っている」と切り出した。

 東山は「後輩たちにも、ファンの人たちにも何も説明をしていない。説明をしたくなかったのか、することができなかったのか、それともこれからするのか。どうなっていくのかを見ていく必要がある」と発言。近藤が退所に際して、後輩にすら事情を説明していなかったことを暴露する格好になった。

 さらに、東山は「僕らはたくさんのファンの人たちに支えられている。それに向き合うのが礼儀のひとつだと思う。退所の選択が正しかったんだということを、今後の生き様で証明してもらいたい」と語り、先輩への“お説教”まで飛び出した。

 続けて、近藤が過去に「東山は後輩のことを一番考えている。自分はわが道を行く感じ」と東山を褒めていた時のVTRが流されたが、東山はそれにも動じずに「マッチさんのために自分自身を犠牲にしてきたスタッフをたくさん知っている。そのことを考えると、退所のコメントもそうだけど、すごく薄っぺらく感じる」とバッサリ。

 最後に「これからマッチさんがどういう生き様を見せてくれるのか、楽しみというより、見せてほしい」と結び、辛口コメントに終始した。

 これにネット上では「ヒガシがここまで言うなんて驚き」「ジャニーズで先輩にこれだけ強いことを言うのは超異例では」「マッチでも問題起こしたら例外じゃないってことを見せたかったのかな」などと、驚きの声が広がっている。

 近藤といえば、1980年代に苦境に陥っていたジャニーズ事務所を救った最大の功労者。その功績によって同事務所のメリー喜多川名誉会長の寵愛を受け、ジャニーズの“長男”として別格の地位を与えられていた。

 昨年11月に「週刊文春」(文藝春秋)によって不倫問題が報じられた際にも、ジャニーズからの処分発表が遅れに遅れ、当初はテレビ各局も「忖度」によって報道をスルーした。現場を仕切っている滝沢秀明副社長らが処分を躊躇したことが原因といわれ、ダウンタウンの松本人志が「あまりに(テレビが近藤の不倫問題を)やらない」「もっと平等に扱うべき」などと問題提起し、ようやく事務所から活動自粛処分が下されたという経緯がある。

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