関ジャニ∞の元メンバーで歌手の錦戸亮が、ジャニーズ事務所からの退所後初となる映画主演が決定したと報じられた。本人にとってもファンにとっても念願だった俳優業の本格再開が実現しそうで、喜びの声が集まっている。
21日付の「東スポWeb」が『元関ジャニ∞錦戸亮がジャニーズ退所後初の映画主演！俳優業を本格化へ』と伝えており、記事によると錦戸が主演するのは動画配信サービスなどの複数の媒体で配信予定の短編映画だという。
詳細な内容は定かでないものの、映画『桐島、部活やめるってよ』や錦戸が主演した映画『羊の木』などで知られる吉田大八監督がメガホンをとり、富士山5合目での大規模な撮影が決まっているとのことだ。
錦戸は2019年にジャニーズ事務所を退所し、その後はフリーとして活動。ソロ歌手として活躍すると同時に、KAT-TUNの元メンバー・赤西仁と共に「N/A」名義でYouTube動画を投稿するなどしている。
現在の肩書きとしては、錦戸は自身のInstagramのプロフィール欄に「アーティスト」と記しているのだが、それに「俳優志望」という意外な言葉も付け加えている。
ジャニーズ時代は多くのドラマや映画に出演し、役者としても評価されていた錦戸だが、退所後は俳優業が完全にストップしていた。そのような状況と謙遜もあって「俳優志望」という言葉を使っているのだろうが、これは演技の仕事への強いこだわりを感じさせるフレーズでもある。
また、錦戸は2022年公開予定の日英合作映画『Cottontail』（邦題未定）への出演が決定したとも報じられている。今回の短編映画の主演が決まったとの報道も合わせ、ついに錦戸が俳優業を本格化させそうだと期待を集めているようだ。
これにネット上のファンからは「錦戸くんの演技好きだから嬉しい」「亮ちゃん主演映画おめでとう、すごい楽しみ！」「音楽だけでなく俳優業もやるようでよかった」などと歓喜の声が続出。また、ファンクラブ会員限定で件の短編映画とみられる「錦戸亮主演映像作品」のボランティアエキストラが募集されており、そちらもファンにとって嬉しいサプライズとなっている。
錦戸といえば、女性を含めた複数人でカラオケを楽しんでいる過去のプライベート動画が最近になって流出し、ファンを心配させたこともあった。しかし、過去はともかく現在は全国11カ所を巡るツアーの真っ最中で、映画出演も立て続けに決まり、広告や雑誌カバーにも起用されるなど着実に歩みを進めていたようだ。
元SMAPの草なぎ剛が第44回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞するなど、ジャニーズ「退所組」への風向きが変化している昨今。錦戸も俳優業を本格再開させることで、大飛躍する可能性がありそうだ。
（文＝斉木順）
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