司会を務める嵐・相葉雅紀が体調不良で欠席した1月21日放送の『VS魂』(フジテレビ系)。急きょ代役を務めた関ジャニ∞・村上信五の気合いの入った司会ぶりが、反響を呼んでいる。
村上は「俺がここに立っててええの? ごめんなさいね」と恐縮しながらも、「1回もまともな収録できてへんやんか!」と関西弁でツッコミを入れるなど、テンション低めな後輩メンバーたちをよそに率先して番組を盛り上げた。
自身のレギュラー番組では肩の力が抜けたトークが持ち味でもある村上。今回は番組の元気なテイストに合わせ、終始“声を張る”などの臨機応変ぶりを見せ、ネット上では「村上くんめっちゃ声出てるし、気合い入ってるのわかる。自分の番組じゃないからプレッシャーもあるんだろうな」「MCが違うと同じ番組でもこんなに違う雰囲気になるんだ!」「先週のニノもうまかったけど、村上くんとこの番組の相性の良さはヤバイ!」といった声が相次いでいる。
相葉は1月3日の生放送後に体調を崩し、翌日行われた“2本撮り”収録を欠席。1本目の代役は嵐・二宮和也で、2本目が今回の村上だった。
前回、電話出演した相葉は、二宮に「ちょっとだけ頼りがいがなくやってもらっていい? そうしないと『VS魂』のメンバーが『あれ? 相葉くんより二宮くんのほうが頼りがいがあるな』ってなっちゃうから」と冗談交じりに話していたが、意外と本音なのかもしれない。
体調不良で収録を休んだのは賢明な判断だが、今後、相葉がスタジオに戻ってきた際、代役のふたりと比べられ、残念ながら「相葉の司会じゃものたりない」などと厳しい声が上がる可能性もあるだろう。
とはいえ、番組はまだスタートしたばかり。持ち前の愛されキャラを発揮して、相葉らしい司会ぶりを見せてほしい。
(文=北河花)
<ライタープロフィール>
『人間・失格~たとえばぼくが死んだら~』(TBS系)の堂本剛に衝撃を受けて以来のジャニーズウォッチャー。大野智主演『世界一難しい恋』(日本テレビ系)の続編放送を夢見ながら執筆中。