女子高生シンガー・Ado『うっせぇわ』でブレイク秒読み… まさかの「黒歴史」の暴露も影響なし?

斉木順

 18歳の女子高生シンガー・Adoのデビュー曲『うっせぇわ』が、1月2週目(2021年1月8日~1月14日)のYouTubeチャートTOP100で初の1位を獲得。週間視聴回数が1496.4万回で自身初の1千万台に乗り、音楽番組への電話出演が決定するなど本格ブレイクまで秒読み段階となっている。そんななか、一部ネット上で彼女の「黒歴史」が暴露されたようだが……。

 Adoは、14歳のころからニコニコ動画の「歌ってみた」動画で「歌い手」として活動。以降、10代と思えないパワフルな歌声と表現力を買われ、有名ボーカロイド系クリエイター(ボカロP)らの作品に参加し、昨年10月にボカロPのsyudouが書き下ろした『うっせぇわ』でメジャーデビュー。著名な歌い手たちがこぞってカバーしたこともあって10代を中心に人気を広げ、YouTubeに投稿されたPVの総再生回数が公開3カ月で3700万回(1月21日現在)を超えるなどブレイク状態に突入している。

 その大人気ぶりはネットだけでなくマスメディアでも注目され、22日に放送される音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で電話インタビューが放送されることが決定。Adoが一切顔出しをしていないという事情があるにせよ、電話だけで全国放送に出演するというのは注目度の高さゆえの異例の待遇といえるだろう。
 
 いよいよ本格ブレイクへまっしぐらという状況だが、そんななかでまさかの「黒歴史」が暴露される事態が起きていた。先日、炎上系YouTuberとして知られるコレコレの生配信で「Adoが別の人気歌い手にアンチ活動をしていた」という“タレコミ”が寄せられたのだ。

 Adoがアンチ行為をしていたとされる相手は、現在18歳の美人実業家で13歳のころから歌い手としても活動しているカレンドール。告発したのはカレンドールの友人だという人物で、最近になってカレンドールがAdoのTwitterをフォローしようとしたところ、ほとんど接点がなかったのにブロックされていることが判明。カレンドールが不思議がっていると、Adoから「4~5年前にアンチ活動をしていた」「そのころを思い出してしまうのでブロックしてしまった」といった内容のダイレクトメールが届いたとのこと。
 
 さらに、Adoは「とても惨めで恥ずかしいことをしていたと思います」「この場をお借りしていうのもこの上なく失礼だと思いますが、本当に申し訳ございませんでした」などとカレンドールに謝罪したという。

 この告発が事実であれば、大きな炎上騒動に発展してもおかしくない。しかし、アンチ活動をしていたという当時のAdoは13歳前後。コレコレは「ガキがやったことを今さら…」「若気の至り」と理解を示し、ネット上でも「本人たちの間で謝罪して解決してるなら他人が騒ぐことじゃない」「13歳なんてそんなもんでしょ」といった同情的な声が上がっている。

 どうやら件の暴露は炎上に発展する気配はなさそうで、逆に鬱屈した少女時代を送っていたという過去が同世代の共感を呼ぶ可能性すらある。ネット上の「黒歴史」という憂いを断って、いよいよ本格ブレイクへと突き進むことになりそうだ。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
 雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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