櫻坂46“鬼軍曹”のメンタルを危惧する声… 新・副キャプテン就任に納得の声も

永尾兼

 櫻坂46の公式サイトが1月4日に更新され、キャプテンはこれまで通り1期生の菅井友香、副キャプテンは1期生の守屋茜から2期生の“まつり”こと松田里奈にバトンタッチされることが発表された。

 これは、昨年10月に欅坂46からグループ改名され、新体制が構築される流れの一環であり、「一期生と二期生が手を取り合い、一致団結して活動できれば」という狙いがあっての“人事”とのこと。これに対してファンからは「まつりなら適役」「遅かれ早かれ選ばれるとは思ってた」などと納得の声が寄せられている。

 櫻坂46は昨年12月発売の1stシングル『Nobody’s fault』において、カップリング曲を含めた全7曲に参加する8名を“櫻エイト”と呼ぶなど、新たなシステムを導入。松田はその8名には選ばれなかったものの、表題曲の選抜入りは果たしている。

 また、元銀行員というアイドルとしては異色の経歴をもち、社会経験があるため、同期内ではしっかり者で頼られる存在。前身グループ時代の冠番組『欅って、書けない?』(テレビ東京系)で楽屋の隠し撮り映像が紹介された際には、6歳下で現在15歳の最年少・山﨑天に甘えられる姿などが映されたことで、“お姉さんキャラ”を確立した。

 さらに、スタジオ収録では率先して“ガヤ(賑やかし)”を行い、盛り上げ役として活躍。以前はMCを務める土田晃之とハライチの澤部佑が、1期生のリアクションの薄さに対してツッコむ場面もあったものの、最近では「明るくなった」とファンの間で評判。それは松田の存在が大きいからに違いないだろう。そんな頑張りも含めて、副キャプテン就任に異論の声はないようだ。

 ただ、これまで菅井とともにグループを支えてきた守屋の“降格”には、メンタル面を心配する声が集まっている。守屋は冠番組内の対決企画で負けた際に号泣するなど、あまりに負けず嫌いな性格のため、“鬼軍曹”というテロップが貼られてしまうこともしばしば。しかし、1stシングルでは表題曲の選抜入りを果たしたものの、“櫻エイト”には抜擢されなかった。

 さらに、17年1月から約4年にわたり務めていた大役を譲るとあって、ファンは「ショックのあまり卒業してしまうのでは」と危惧。“キャロてち”との愛称をつけ、妹のようにかわいがっていた平手友梨奈が昨年1月に脱退したこともあり、進退を不安視する声が広まってしまっている。

 一方で、守屋はメンバーから“美容番長”と呼ばれるほど美と健康に関する情報に精通。以前から姉グループ・乃木坂46の大園桃子とともに女性誌「an・an」(マガジンハウス)内で月1リレー美容連載『美容の坂道のぼり隊』を担当しているが、今後はソロ活動に力を入れることで、同業界内での躍進が望めるかもしれない。

 昨年は卒業するメンバーが相次ぎ、解散を心配された時期もあった櫻坂46。しかし、改名してからは、グループのイメージが明るく改善されたと評判なだけに、先輩と後輩が手を取り合って欅坂46時代を超える活躍を期待したいところだ。

(文=永尾兼)

 

<ライタープロフィール>

AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。

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