平手友梨奈の後継者はあのメンバー? 櫻坂46“エースの座”をめぐる競争に熱視線!

永尾兼

 デビュー曲からすべてのシングル表題曲でセンターを務めてきた“絶対的エース”平手友梨奈が1月に脱退し、10月には欅坂46から改名してリスタートと、2020年は激動の年となった櫻坂46。

 12月にリリースされた1stシングル『Nobody’s fault』では、表題曲で1・2列目に選ばれたメンバー8名が“櫻エイト”と呼ばれ、全収録曲に参加するシステムが導入された。欅坂46時代のイメージを脱却して生まれ変わるべく、新たな試みに関心が寄せられている。

 そんな新体制が構築されていく中、ファンの間では「平手の後継者は誰?」と新たなエースの台頭を待望する声が飛び交っており、同シングルの収録曲でセンターを務める2期生の森田ひかる、藤吉夏鈴、山崎天の3人へ熱視線が注がれているようだ。

 そして、その中でも特に注目されているのが、表題曲でセンターに抜擢され、デビュー作の“顔”となった森田だ。19年末から越年放送された音楽特番『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2019 ⇒ 2020』(TBS系)では平手の代役を務めていたため、運営はこの頃からすでに森田をプッシュしていくプランを立てていたのかもしれない。

 平手が163cmの高身長&長い手足を活かしたしなやかなダンスを得意とするのに対し、森田は150.5cmと小柄ながらもダイナミックな動きで楽曲の世界観を表現。『Nobody’s fault』では、ファッション誌で専属モデルを務める1期生の小林由依と渡邉理佐が脇を固めているため、身長の高いふたりとの対比で“逆に目立つ”という利点でも存在感を発揮しているようだ。

 その先輩コンビも欅坂46のデビュー時から人気が高く、グループをリードする活躍が期待されている。

 特に小林は、18年末放送の『第69回NHK紅白歌合戦』で当時活動休止中だった平手の代わりにセンターを務め、欅坂46名義で最後の楽曲となった『誰がその鐘を鳴らすのか?』(Sony Records)でも中心的なポジションを担うなど重宝されてきた。

 平手を追随する立場ではあったものの、そのカリスマ性には圧倒されていたらしく、20年9月に公開されたドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』内で、MV撮影中に平手ひとりで披露したパフォーマンスに衝撃を受け、涙する様子が映し出されていた。

 その才能を間近で見てきたからこそ、平手とは異なる持ち味を探求し、成長し続けることができたのだろう。これは小林だけでなく他のメンバーにも当てはまるだけに、今後グループ全体で切磋琢磨し、“平手色”に染まっていた欅坂46時代を超えるような活躍を期待したいところである。

(文=永尾兼)

<ライタープロフィール>
 AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。

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