2021年に飛躍? 乃木坂46・櫻坂46・日向坂46、“年女”メンバーに熱視線!

永尾兼

 12年に一度の当たり年となるため“縁起が良い”とされている『年男・年女』。2021年の干支は『丑』だが、乃木坂46、櫻坂46、日向坂46の“坂道3姉妹グループ”で年女となるメンバーに対して、ファンからは飛躍を願う声と続々と寄せられている。

 姉妹グループの“末っ子”日向坂46で唯一の年女である1期生の齊藤京子は、以前は歌唱力抜群、低音ボイスの“イケメン”キャラで同期からの人気が高かったが、最近では「国民の彼女になりたい」との目標を掲げ、“ぶりっ子”路線をまっしぐら。

 1月19日には、自身初となるソロ写真集『とっておきの恋人』(主婦と生活社)をリリース予定だが、先行公開されたセクシーカットがファンの興奮を煽り、評判は早くも上々だ。ネット書店での予約ランキングでは軒並み1位を獲得し、ヒットが確実視されている。新年早々から“国民の彼女”になるべく、良いスタートダッシュが切れそうだ。

 そんな齋藤の“姉”にあたる櫻坂46では、上村莉菜、尾関梨香、土生瑞穂、守屋茜の4名が年女となるが、いずれも15年に発足した前身グループ・欅坂46の1期生メンバー。

 同グループは20年1月、デビュー曲から全シングルのセンターを務めた“絶対的エース”平手友梨奈が脱退し、10月には櫻坂46へ改名と、激動の1年を経験することになったが、紆余曲折を経たことで成長し、メンバー間の絆が深まったと評判だ。上村は“天使”と評されるビジュアルへ、尾関は“尾関スタイル”と称されるバラエティでの独特のセンスへ注目が集まり、冠番組『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京系)でも視聴者の目を楽しませてくれるに違いない。

 また、“美容番長”と呼ばれる守屋、女性ファッション誌「JJ」(光文社)で専属モデルを務める土生は引き続き、グループに同性のファンを取り込む役割が期待されている。

 その4人の先輩である乃木坂46・2期生の山崎怜奈も年女のひとりだが、彼女といえば慶應義塾大学出身という高学歴の持ち主。その明晰な頭脳を活かし、バラエティ番組『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)の準レギュラーとして活躍し、さらにパーソナリティを務めるラジオ番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM)では巧みな話術でリスナーを楽しませている。

 このように個人で活躍できる能力があるため、今後も芸能界で自分の居場所を次々と見つけ“活動領域”を広げていくことだろう。それに加えて、まだ一度も経験のない“シングル表題曲の選抜入り”という悲願達成も、21年には期待したいところだ。

 最後に紹介する乃木坂46・1期生の生田絵梨花は、“選抜入り”だけでなく初期の頃から最前列ポジションの常連であり、過去にはセンター経験もある主要メンバーだ。グループ内でトップレベルの人気を誇り、抜群の歌唱力を活かしてミュージカルでも主演オファーが絶えないほどの活躍ぶりだが……。あまりにハードスケジュールのため、飛躍を願うよりもむしろ、体調面を気にかけるファンの方が多いかもしれない。

 20年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で数々のイベントが中止になってしまったが、21年は再びエンタメ業界が活気づくことを願いたいところ。その中心で“年女たち”が活躍してくれれば、ファンにとってこれ以上に幸福なことはないだろう。

(文=永尾兼)

<ライタープロフィール>
 AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。

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