嵐、ブルーノ・マーズとの対談を「世界同時配信」も… 海外ファンから不満が相次ぐワケ

編集部

 嵐が、グラミー11冠の世界的アーティストであるブルーノ・マーズとの特別対談番組『Behind the Scenes of “Whenever You Call”』を世界同時配信することを発表した。しかしこれに一部の海外ファンが不満の声を漏らしている。

 嵐は9月にブルーノ書き下ろしのバラード「Whenever You Call」を発表しており、番組ではこのプロジェクトの全貌を明らかにする。今回のためだけにブルーノと嵐の対談が特別に行われ、楽曲の制作秘話などが明かされるようだ。また、ラストには同曲の未公開ライブパフォーマンス映像も用意されているとのこと。

 番組はアプリ「BeApp」を通じて配信され、視聴チケットは1200円(手数料別)。17日午後9時に初回配信が予定されており、18日~20日まで同時間帯のみリピート配信される。

 これに「こんなサプライズ用意してくれてたんですね!」「まさか嵐とブルーノ・マーズとの対談が見られる日がやって来るとは」など国内の嵐ファンから喜びの声が相次いでいるが、一方で、一部の海外ファンからは不満の声が上がっているという。

「世界同時配信と謳っていますが、対象地域は日本を含む全12カ国。そのうち、アメリカ、カナダ、オーストラリアを除くと後はアジア地域なんです。そのため、『嬉しいニュースだけど……なんでまた観られないの?』『これをワールドワイドとは呼ばないで。あなたたちのファンはアメリカやアジア以外にもいます』など、ヨーロッパや南米といった、配信対象から外された地域のファンからの嘆きの声が殺到しています」(芸能ライター)

 世界的には嵐を上回る圧倒的な知名度を誇るブルーノを迎えての企画というわりには、確かに配信規模は限定的だ。ジャニーズ事務所の海外戦略の弱さがここにきて露呈したとも言えるだろう。

「松本潤は、嵐の密着ドキュメント番組『ARASHI’s Diary -Voyage-』(Netflix)の中で、今年アメリカ公演を予定していたものの、コロナの影響で実現できなかったことを明かしていました。先日もSpotify主催のオンラインイベントに出演するなど、国外向けの活動にも力を入れている嵐ですが、そのわりに自分たちの企画では海外対応がどこかお粗末。本当に海外を意識しているなら、今回の企画もNetflixで配信したほうがよかったと思いますけどね」(同上)

 大みそかのラストコンサート『This is 嵐 LIVE2020.12.31』も国外からは視聴不可。せっかくの“海外アピール”も、かえって国外のファンの不満を溜める形になってしまっているようだ。

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