一時期の大ブレイクがウソのように「消えた」といわれて久しいタレント・りゅうちぇるが、自身のYouTubeチャンネルで「テレビにあまり出演しなくなった理由」を告白し、ネット上で大きな反響を呼んでいる。
りゅうちぇるは、5日に公式YouTubeチャンネル「RYUCHELL」に動画を投稿。モデルの”ゆきぽよ”こと木村有希をゲストに招き、芸能界について語るという興味深い内容になっている。
動画では、りゅうちぇるが「女性タレントさんで幸せになっている人ってめちゃめちゃ少なくない?」と持論を語り、それにゆきぽよも同意。りゅうちぇるは、自身がテレビに出ずっぱりだったころに「あんまり目がキラキラしたバラエティタレントさんと出会えなかった」といい、売れっ子のMCなどに会っても「疲れてそうだな」と感じることが多かったという。
続けて、りゅうちぇるは「こんな風になりたくない……じゃないけど、憧れられる人を見つけられなかったんだよね」と語り、誰もが心身共に消耗していく一方のバラエティの世界に疑問を抱いたことがテレビ露出を減らした理由だと明かした。
また、ブレイク当時は「ケータイの電源をすべて切って沖縄に帰りたい」と考えたこともあったそうで、かなり精神的に追い詰められていたようだ。ゆきぽよは「今の仕事がゆきの一番やりたかったこと」と話し、辞めたいと思ったことはないと語りつつ、りゅうちぇるの想いには共感していた。
さらに、ゆきぽよがSNSに誹謗中傷が寄せられることがあると話すと、りゅうちぇるは「意外に大変なお仕事なんだよ」と芸能人の辛さを強調。キラキラしている場面だけが切り取られて「ラクして稼いでいる」と思われ、休みになれば派手に遊んでいると想像されやすいが、りゅうちぇるは「全然そんなことなくて、ゲロ吐きながら頑張ってたもん、僕」と多忙だった当時の状況を振り返った。