りゅうちぇる「多様性を勘違い」発言が特大ブーメラン? 「干され」否定も現状は…

編集部

 モデルでタレントのりゅうちぇるが、9月19日発売の美容雑誌「MAQUIA」(集英社)に“今の時代を代表するビューティーアイコン”として登場。美容だけでなく「他人に流されない生き方」についても語った。

 その中で、「人に何かを押し付けることはしたくないんですよね。今って多様性を勘違いして強要する場面も多くて、違和感を感じる」と発言していたりゅうちぇるだが、これが過去の“タトゥー問題”を蒸し返すハメになってしまったようだ。

 この“タトゥー問題”は、2018年にりゅうちぇるが自身のInstagram上で、肩にタトゥーを入れたことを公表したことで賛否両論を巻き起こした騒動。しかし、その批判の声に対してりゅうちぇるは、「こんなに偏見のある社会、どうなんだろう。仕方ないよね。ではなく、僕は変えていきたい」と反論したのだ。

 この“変えていきたい”という文言が、「多様性の強要では?」と、今回の発言が矛盾にあたるとして、ブーメラン状態となり批判の声が寄せられてしまった様子だ。

 実際、欧米に比べて日本は、いまだにタトゥーに対して偏見があるのは確かで、この騒動以降、りゅうちぇるは偏見を変えるどころか、ネット上では「バラエティ番組でめっきり見なくなった気がする」「業界から干された?」とのウワサが広まることになった。

 これを受け、昨年6月には「りゅうちぇるがテレビから干された理由とは?」などと書かれたネット記事を引用し、「まって僕って干されたの?」とツイートしたこともあった。

 りゅうちぇるいわく、「歌のお仕事を始めたのと子育ての時間を作る為に事務所と話してバラエティを抑えさせてもらった」とのことだが、いずれにしてもメディアへの露出が減ったことは確かだ。

 ただ、Twitterのフォロワー数は約130万人で、YouTube上にアップされる動画での子育てパパぶりが好評と、インフルエンサーとしての勢いはいまだ衰え知らず。タトゥーをはじめ偏見を変えるのは容易ではないが、品行方正な活動を続けていればいずれ、世間の目を変えることができるかもしれない。

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