りゅうちぇる「なぜ寄り添えないの?」古い価値観に疑問を投げかけ28万の“いいね”!いまや悩める人々の救世主

編集部

 タレントのりゅうちぇるは11日、自身のTwitterを更新。「男は化粧せず男らしく」という考え方に対し持論を展開し、多くの反響を呼んでいる。りゅうちぇるは2016年頃からジェンダーレスで個性的なビジュアルと“おバカキャラ”“不思議系”のキャラクターで一躍ブレイクを果たしたことは記憶に新しい。だが近年は、テレビやSNSで自身の意見を語ることが増えてきており、「“おバカ枠”から脱皮した」と評されることもあるほど。今後はジェンダー関連など、多様性の尊重を広める講演会の仕事も増える可能性も低くないだろう。

「男は化粧せず男らしく、女は静かに女らしく、それが日本の美徳だろとコメントをいただきました」と明かしたりゅうちぇる。その考えに対して「そう思う方はそれで良いと思いますが、僕は思わない」と見解を述べて、思いやり精神の強い日本で「多様な生き方や、個性的な考えには何故寄り添えないの?残念」と綴った。そんなりゅうちぇるのツイートに、2日あまりで5万回以上リツイートされ、28万以上のいいね!がついた。

 りゅうちぇるは1980年代のアイドルを彷彿とさせるファッションや、濃いめのメイクをする女性的な面を持つ“ジェンダーレス男子”など、“多様性の申し子”とも呼べる人物だ。ブレイク当初はイロモノキャラとして注目されていたが、近年はマイノリティとしての意見を積極的に発信するようになり、世間の目も“イロモノ枠”から変化してきている。

 そんなりゅうちぇるの発言に、「私はりゅうちぇるの考え方が好きです」「ちゃんと自分を持ってて素敵だなと思います」など多くの人が賛同。多くの人の目に触れることとなり、28万人以上が“いいね!”を押した。中には「尊重し合う優しい国で子どもたちをそだてたいですね!」といったりゅうちぇるの描く理想の未来像への期待も寄せられた。

 昨年12月に日本テレビのニュース番組「news zero」に出演した際にも、同性婚の報道に「いまは人が人を愛する時代だし、すべての愛は美しいと思います」とコメント。多様化する世の中に対し“尊重する心”が大切だと伝えた。自分と価値観の違う人間に対し、賛同せずとも認めて尊重することが多様性の第一歩だ。

 りゅうちぇるその部分を人に教えられる存在だからこそ、新たな時代にコメンテーターや講演者として求められることになるかもしれない。

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