アニメ・ゲームオタクで知られる相方の大山和也は、当初は「“やばくないか?”って思っていたんですけど」と違和感を覚えたという。しかし、結局は「“ネタがこれしかない”って言われていたし、僕も当時そのあたりの感覚がバグっていたんで、やってみたんですよ。そしたらウケて……」ということで、コンビの鉄板ネタになったようだ。
大山によると「最初の方は作家さんに怒られていました」と少女好きキャラにダメ出しがあったそうだが、大ウケするうちに「君らはこれでいいのかも」と作家からも許容されるようになったという。
そして、3月に放送された『アメトーーク!』の「NEXTお笑い第七世代」に前田が出演した際に極度のアイドルオタクとして注目を浴び、今回の再出演となったので「爪痕を残そう」と勢い余ってしまった部分もあるようだ。
「前田本人はもちろん、コンビのネタとして受け入れてしまった相方の大山、ウケているからといってダメ出しをやめてしまった作家、少女アイドル好きをイジって煽っていた共演者たち、そして問題発言だと気づかずに放送してしまった番組スタッフ……と、何重ものコンプライアンス意識の欠如が関係しているだけに根が深い。また、少女アイドルのファン=ロリコンのような印象で語られていたことも、世のアイドルファンにとっては大きな問題でしょう」(芸能ライター)
カラタチは「少女アイドル好き」ネタの封印を余儀なくされると見られ、コンビとして大転換を求められそうだが、同時に番組側もコンプライアンス意識を徹底する必要がありそうだ。