ジャニーズJr.関連の不祥事続発… 期待されるタッキー副社長のコンプライアンス改革

編集部

 ジャニーズ事務所といえば業界屈指の大手。これほどまでに所属タレントや退所者に不祥事が頻発するとは……。

「一時期から層を厚くするためにJr.の数を急激に増やしましたが、最近はグループ寿命が長くなったことで上が詰まり、いつまで経ってもデビューできないJr.が珍しくなくなった。途中で見切りをつけて辞めてしまうJr.も多いのですが、ダンスや歌に打ち込んできたので手に職がなく、一般社会を経験したことがない者もいるので、簡単に就職というわけにはいかない。結果、誤った道を選んでしまう者が後を絶たないようです」(芸能ライター)

 現在はジャニーズJr.を統括する滝沢副社長が目を光らせているが、それにも限界があるという。

「Jr.だけで東西合わせて300人以上が在籍しており、滝沢氏がいくら頑張ったところで全員を管理できるわけがない。しかも、最近はSNSの発達によって以前にも増して素行面で目が行き届きにくくなっている。コンプライアンスを重視するなら、ある程度は規模を縮小することも考えなくてはならないでしょう」(同前)

 先日、元SMAPの中居正広が『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、ジャニーズ事務所の現状に言及。SMAP結成当時は「(所属タレントが)20~30人」だったと振り返りつつ、「今は70~80人……100人弱いますんで。教育というか、指導もやっぱり行き届かないところも出てくるんじゃないのかなと思います」と指摘していた。

 もちろん「100人弱」というのはデビュー組だけだろう。それだけでも大変なのに300人以上といわれるジャニーズJr.も含めて管理するなど、到底できることはないと中居も考えているようだ。

 解決策としてはJr.の規模縮小、退所者へのフォロー、マネジャーの増員……などが考えられるが、この不祥事の連鎖をどのように食い止めるのか。ジャニーズ事務所の改革に奮闘している滝沢副社長の手腕が試される場面ともいえそうだ。

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