アイドルグループ・嵐のメンバーが、9月14日放送の情報番組『めざましテレビ』（フジテレビ系）にVTR出演。同日からスタートした新プロジェクト『HELLO NEW DREAM.PROJECT』をPRした。
これは、1999年にリリースしたデビュー曲『A・RA・SHI』（ポニーキャニオン）の歌詞の一部に「自分の名前と夢」を入力することで、AI技術によって嵐のリアルな歌声が再生できるというもの。
そのPRの一環として、本人たちが夢を語る場面があり、リーダーの大野智が「私は仙人になりたい」と発言したため、ネット上では「芸能界引退!?」「ジャニーズから退所するつもりなのでは？」といった憶測が広まることになった。
年内をもって活動休止予定の嵐だが、昨年1月に発表会見をした際、大野が最初に「自由な生活がしてみたい」と言い出したことがキッカケだと明かされた。さらに2021年以降、大野はソロ活動も休止するとのことで、その時点から「引退」を予想する声が多かった印象だ。
もともと、釣りやアートづくりが趣味で、自由気ままでマイペースなところがある大野。現在、六本木ヒルズ展望台・東京シティビューにて、アート活動の集大成となる展示イベント『FREESTYLE 2020 大野智 作品展』を開催しているが、煌びやかな芸能界に身を置くよりも、自分の世界に没入し多くの作品を生み出す方が性に合っているのかもしれない。
一方、7月に放送された嵐の冠番組『嵐にしやがれ』（日本テレビ系）では、芸人のヒロシからソロキャンプのレクチャーを受けたことで、その魅力にどっぷりハマった様子。今月7日発売のアイドル誌「POTATO」（ワン・パブリッシング）内でも、寝る前にキャンプや自然系の動画を必ず見ていると明かしており、「たき火の音はいいよね～」と語るなど、“キャンプ熱”は増すばかりのようだ。
現在は多忙のため、動画を見ることで欲望を抑えていると思われるが、時間に余裕が持てる来年以降、一気に“仙人化”してしまう可能性は否めない。
ただ、ジャニーズ内でも屈指の歌唱力とダンススキルを誇るだけに、活動休止自体を惜しむ声が多数あるのも確かだ。果たして、大野の切れ味鋭いパフォーマンスをふたたび見られる日は訪れるのか。他のメンバーのソロ活動も含め、今後の動向が気になるところだ。
