関西ジャニーズJr.内ユニット・Aぇ! groupの草間リチャード敬太と佐野晶哉が、第8回目となる“歌と笑いを融合させた”コンテスト『歌ネタ王決定戦2020』(MBS)に出場。準決勝まで勝ち進むも、残念ながら敗退してしまった。
8月25日に発表された決勝進出者は、アイロンヘッド、うしろシティ、お見送り芸人しんいち、きつね、こがけん、五次元のシャボン玉、SAKURAI、さや香の8組。これに、敗者復活に挑戦するジャングルポケット、新作のハーモニカ、ベルサイユのうちの1組が加わる。
今年は、出場者がネタ動画を提出する形で1回戦と準決勝の審査が実施され、草間と佐野のユニットは準決勝進出者35組に選出。同コンテストにジャニーズタレントが出場するのは初とあって、結果が注目されていた。
なお、8月20日放送の同局情報番組『ちちんぷいぷい』では、決勝に挑む草間と佐野を特集。それぞれが別のジャニーズJr.と漫才をしていたというが、コロナ禍に時間があるなかで「変わったことがしたい」「これしかない」と参戦を決意したという。
また、同大会には“ジャニーズあるある”に音楽を融合させたオリジナルネタで挑んだといい、ネタは「完全にふたりで作った」のだとか。現在、大学で作曲の勉強をしているという佐野は、さまざまな楽器を演奏できるほか、Aぇ! groupの楽曲も複数手掛けており、その点は“歌ネタ”向きと言えるかもしれない。
惜しくも敗退してしまったふたりに対し、Aぇ! groupファンからは「ネタ見たかった」という声のほか、「悔しい。でも忖度なしのガチの戦いというのがわかるし、多分芸人さんたちがアイドルに負けてたまるかと準決に挑んだ気がするわ」「もちろん歌ネタ王の決勝行ってほしかったけど、私はそれよりもジャニーズ事務所の圧力とか忖度みたいなものを働かせず、ちゃんと公平に審査されたことに安心してる」「ちゃんとジャニーズだからって忖度されずに準決勝まで行ったってことだよ! すごすぎない?」とポジティブに捉える声が相次いでいる。
確かにジャニーズタレントがお笑い芸人に混ざって決勝戦に進出すれば、大会への注目度が上昇した可能性はあるだろう。しかし、最近は山下智久の“お持ち帰り騒動”などでテレビ局の“ジャニーズ忖度”が批判を浴びている最中だけに、ファンも複雑な思いを抱えているようだ。