「美の総合商社」として一大勢力を築いてきた大手芸能事務所・オスカープロモーションからまたも離脱者が出た。バラエティでも活躍しているモデルの堀田茜と元宝塚歌劇団の女優・紫吹淳の退社が確定的になったのだ。さらに、藤田ニコルも独立の可能性を報じられるなど、壊滅的な状況へと突き進んでいる。
オスカープロモーションは、昨年から忽那汐里、草刈民代、岡田結実、ヨンア、長谷川潤らが相次いで退社。役員人事をめぐるお家騒動が発端とされ、今年3月には看板女優だった米倉涼子まで独立してしまった。
今回、退社の意向が明らかになった堀田は契約が満了する8月いっぱいまで、紫吹は今秋まで残っている契約を消化してからの退社となるという。
堀田といえば、ファッション誌「CanCam」(小学館)の専属モデルでありながら、人気番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)での身体を張った弾けっぷりで話題に。バラエティでもブレイクしたことで「今後のオスカーを支える存在」と期待されていた。
一方、紫吹は宝塚歌劇団の男役スター出身という経歴と身の回りの世話をしてくれる「ばあや」がいるというお嬢様キャラで人気に。舞台やドラマはもちろん、バラエティでも引っ張りだこだった。
どちらも「主力メンバー」といえる存在であり、離脱はあまりにも同事務所にとって痛い。特に、ブレイクした矢先だった堀田の退社は大きすぎる損失といえそうだ。