「ふたりの対戦は他団体同士のしがらみによって実現せずにいる夢のカード。そうしたなか、今月18日、武尊とライバル関係にある皇治が、都内で一軒家が買えるほどの違約金と、所属ジムからの離脱という高い代償を払い、K-1との残り1年あまりの契約を破棄してRIZINへの参戦を表明したんです。
また、記者会見で『（武尊が）もたもたしてるんやったら、先に天心をブったろう思ってます』と挑発し、これに対して武尊は『都合よく人の名前使うなよ』とぶち切れツイートするなど、お互い本気モードの様子。ただ、お互いの言い分は十分理解できますが、K-1を離脱することが那須川と対戦する“最短コース”でしょう。実際に行動に移した皇治を支持する声は多く、これまで武尊にヤキモキさせられてきた一部のファンが離れていく現象も起きているようです」（同）
今回の質問コーナーでは、「僕は一回でも負けたら終わり（引退）だと思うんで。負けたらその試合が引退試合になると思いますね」とも語った武尊。格闘技ファンから「だから、那須川との対戦を回避？」と揶揄されないためにも、夢のカードが早く実現することを祈るばかりだ。
