昨年8月に劇場公演が再開された際には、山口の事件で新潟県警から事情聴取を受けていたメンバーの西潟茉莉奈が「今日を迎えるまで、真実ではないことが広まってしまった。言われてるようなことが真実なら、このステージには絶対に立てません」と語り、犯人グループと「つながり」のあるメンバーの存在を否定していた。
岡田社長の説明はそれを踏襲したもの。結局、今回の発表会でも、山口の主張とNGT側の主張は平行線のままであることが浮き彫りになったといえる。
体制が変わり、SNS利用のルールなども変わるのは事実だろうが、再出発をアピールするなら謎がまだまだ残っているようにしか見えない暴行事件の真相解明は避けて通れない。果たして、本当に“隠蔽体質”からの脱却はできるのだろうか。