佐々木希という誰もが羨む美女を奥さんにしながら、人々がコロナ自粛で苦しむ中、複数の女性との不倫に明け暮れていたことが分かり、一瞬にして芸能生命の危機に瀕しているのは、アンジャッシュの渡部建。
「クリーンなイメージで、お笑い番組だけでなく、土曜お昼の情報番組『王様のブランチ』(TBS系)や、歌番組『Love music』(フジテレビ系)の司会を務めるまでになっていましたが、このご時世、不倫はスポンサーの信用を一発で失います。
エッジの効いたコメントやツッコミが出るタイプではありませんが、場の空気を読んでスムーズに番組を進行する、そんな安定感のある働きが高い評価を受けていただけに残念。現場も、裏切られたという思いが強いのでは」(番組関係者)
渡部は、先にプロダクション人力舎の養成所「スクールJCA」に入っていた高校の同級生の児嶋一哉に誘われて、半年遅れて「JCA」に入り、お笑いの道を歩みはじめた。
「当時は、まだ神奈川大学の学生で、学園祭でDJブースを作ってイベントをやったりする、お笑いとは縁遠い、いまどきの若者そのものだったそうです。当初は、ネタ作りもコンビのイニシアチブを握っていたのも児嶋だったそうですが、次第に渡部が児島をいじるようになり、ネタ作りも渡部が行うようになり、今のアンジャッシュの形が出来上がっていきました」(お笑い関係者)
ライブシーンでは人気があり、NHKの『爆笑オンエアバトル』などでも結果を出しながら、いまいちブレイクに至らない中、突破口を開いたのは、渡部の恋愛心理学の知識だった。