『愛していると言ってくれ特別版』、トヨエツの変わらぬ色気が話題に!

編集部

 コロナの影響で新作の撮影・制作がストップし、テレビ各局で名作ドラマの再放送が相次いでいる。その中でも最近特に話題を集めているのが、毎週日曜午後に放送されている『愛していると言ってくれ2020年特別版』(本放送1995年/TBS系)だ。

 本作は、耳の聞こえない新進気鋭の画家・榊晃次(豊川悦司)と、劇団員の女優の卵・水野紘子(常盤貴子)の言葉を超えたラブストーリー。脚本を務めた北川悦吏子は、1992年に『素顔のままで』(フジテレビ系)、翌年に『あすなろ白書』(93年/フジテレビ系)を連続でヒットさせ、「恋愛の神様」と呼ばれた。DREAMS COME TRUEによる主題歌『LOVE LOVE LOVE』も大ヒットを記録し、以降結婚式の定番ソングにもなった。

 本作はすぐれた番組に送られる第33回ギャラクシー賞テレビ部門大賞、ヒロインの常盤がエランドール賞新人大賞を受賞したが、豊川悦司の “トヨエツ”ブームもよく知られている。

「豊川悦司さんは1962年生まれで、ドラマ出演時は33歳。20代は舞台を中心に活動した苦労人で、俳優としては遅咲きですが、その円熟味が作品にウマくハマったと言えます。186センチの高身長に、ドラマで見せたシンプルな白シャツのイメージとも相まって、飾らない佇まいが“大人の色気”を醸し出していると20代女性を中心に爆発的なブームを引き起こしました」(芸能ライター)

 ミステリアスな印象の強い豊川だが、5月31日に放送された『愛していると言ってくれ2020年特別版』の常盤とのリモート対談では、大阪府出身の豊川と兵庫県育ちの常盤が時折関西弁で会話を交わすなどプライベートな一面をのぞかせる場面も。これにネット上では、「ドラマの舞台裏でも関西弁だったんだろうな」「このギャップがグッと来る」といった声が上がるのだった。

『愛していると……』人気に後押しされる形で、ネット上には『青い鳥』(97年/同)、『危険な関係』(99年/フジテレビ系)など90年代の豊川出演作の再放送を望む声もある。トヨエツの大人の魅力にハマる視聴者は今後も増えていきそうだ。
(文=相川ナロウ)

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