石橋静河「最強の血筋」令和最注目の二世女優!? アンニュイな演技が魅力的な映画3選

編集部

 俳優・石橋凌と原田美枝子の間に生まれた“最強の血筋”を持つ女優・石橋静河をご存じだろうか。彼女はデビューからわずか2年で映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』の主役に抜擢、そして数々の新人賞を受賞した若手のホープである。彼女の持ち味は、哀愁を帯びた演技。憂い、諦め、寂しさといった感情を痛々しいほどに伝える表現力は、観る者を圧倒する。

 幼い頃からクラシックバレエに励んでいた彼女は、15歳でボストンとカルガリーのバレエスクールに留学。しかし、体型や骨格的な問題もあり自分がプロとして活躍するのは難しいことを思い知らされ、約3年で帰国した。そんな大きな挫折の経験があるからこそ、ネガティブな感情を事細かに表現できるのかもしれない。

 今回は、そんな石橋のアンニュイな演技が魅力的な映画3選を紹介させていただく。

●『夜空はいつでも最高密度の青色だ』/2017年公開

 看護師をしながら夜はガールズバーで働き、得体のしれない孤独や不安、喪失感を抱えながら日々を送る女性・美香。左目がほとんど見えず、毎日死の恐怖を感じながら建設現場の日雇い労働者として働く慎二。そんな2人が、東京の街で出会い、いつしか心を通わせていく。

【見どころ】
この作品で石橋は、「第91回キネマ旬報ベスト・テン」や「第60回ブルーリボン賞」ほか多数の権威ある映画賞で新人賞を受賞。平凡な毎日を送っているが、心の奥深いところに寂しさを抱える現代の女性・美香役を熱演した。ナース服のまま病院の屋上でタバコを吸っているシーンにグッとくる。

●『きみの鳥はうたえる』/2018年公開

 仕事を辞めて失業保険で生活する静雄と、本屋でアルバイトとして働く「僕」は、函館市の郊外で同居していた。ある日、僕は同僚の佐知子と体の関係を持つ。それを境に佐知子は2人が住むアパートに頻繁に訪れるようになり、やがて3人は毎晩のように遊ぶ仲になる。誠実に生きられない大人たちの、ひと夏の物語。

【見どころ】
石橋演じる佐知子は、サバサバした性格でメイクも服装も質素。それなのにどうしようもなく魅力的で、色気があって、自分の彼氏には絶対に近寄ってほしくないタイプだ。劇中で3人もの男から愛される理由がよくわかる。線の細さや少女のような笑顔、時折見せる寂しそうな表情が函館の美しい情景とマッチしており、石橋が出演する作品の中で最も彼女の魅力を引き出しているといっても過言ではない。

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