森山未來は「ひねくれた男」で真骨頂を発揮する! 『モテキ』ほか見る者の心を掴んだ映画3作品 編集部 映画カメレオン俳優3選森山未來ひねくれた男 2020.06.03 08:00 『苦役列車』/2012年公開 19歳の貫多は、中学を卒業して以来、日雇いの肉体労働で稼いだ金でその日をしのぐ生活を送っていた。友人も恋人もつくらず酒と風俗におぼれる日々だったが、ある出会いをきっかけに、貫多に大きな変化が訪れる。 【見どころ】 森山演じる貫多は、やさぐれて、ろくでなしで、救いようのない男。幸世(モテキ)のひねくれと比べるとこちらは闇が深いひねくれ方で、見ているこっちまでひねくれそうになってしまう。だぼっとしたスウェットやチェックシャツをパンツインする、昭和の着こなしがよく似合っている。 前へ次へ