楽天・三木谷氏もぶち切れ? 「プロ野球選手年棒カット問題」が深刻すぎる

編集部
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 6月19日にプロ野球が開幕することが発表されたが、「開幕するからこその問題」も新たな浮上している。

 楽天の三木谷浩史オーナーは5月23日、自身のTwitterで「オーナー会議でオッケーとなったことが、現場のNPBで覆る。全く権限のないオーナー会議だと思っていたが、現場から完全に舐められている」と怒りの投稿。何があったのか。

 6月12日にオンラインで行われたオーナー会議において何かを決定したようだが、その一部が、その後現場の声で「反古」となったのではないかと見られている。それが「選手の年棒カットではないか」ともっぱらだ。

「すでに米大リーグでも問題視されている、試合数減少に伴う年棒カット問題ですが、日本でも確実に吹き荒れることになりそうですね。開幕するとはいえ、当面は無観客試合。貴重な収益源がまったくないということですから……選手側でも『ある程度やむを得ない』という意見も少なくはありません。ただ、高額年棒をもらっている選手もいますし、『大幅減』となれば、前年分の税金支払いなど死活問題にもなります。選手会がすんなりうんと言うとは思えませんね」(記者)

 世間はプロ野球開幕で歓喜、なのだが、内部は喜ばしいばかりではないようだ。無観客の場合、1試合につき「1~2億円の赤字」という話もあるだけに、球団側は、経営破綻しないように運営するだけでも精一杯になるだろう。

 選手たちにとっては極めて重要な問題ではあるが、現在の年棒は「通常通りの開催」を想定したもの。コロナ禍は誰も予測できなかった事態であり、世間でも失業や収入源の憂き目に遭った人は少なくない。「選手たちも、ある程度は許容する必要がある」という声が聞こえてくるのも無理はないのか。

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