フジテレビBPO審議入りが「テレ朝批判」に飛び火! 「もっとほかにあるだろ」と野次

編集部

 BPO(放送倫理・番組向上機構)は5月18日、フジテレビのクイズ番組『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』について、審議入りすることを発表した。

 『99人の壁』は、解答者100人がスタジオに集まり、選ばれた1人が得意ジャンルでクイズに挑戦。残り99人を相手に、5問連続で正解すれば、賞金100万円を獲得できる。

 しかし4月、数合わせのために解答権のないエキストラを参加させていたことが明るみに出たため、同局は謝罪コメントを発表。エキストラの使用はレギュラー化前のパイロット版も合わせて26回に及ぶといい、多いときには100人中20人以上がエキストラだったという。

 BPOは、公式サイトで「意欲的な番組であるが、もともと無理があったのではないか」「同局の番組に対して委員会が2014年4月に出した意見書(検証委員会決定20号)において指摘した背景や問題点との類似が窺われる。なぜ教訓が生かされなかったのか、再発防止策が生かされていたのか解明する必要がある」と委員会の意見を公開。今後は、フジの関係者からヒアリングなどを行っていくという。

 なお、BPOが「教訓が生かされていない」として挙げたのは、かつて猿の首に釣り糸を巻き付けて引きずり回した『ほこ×たて』(同)の一連のヤラセ問題のことだ。

「『99人の壁』は問題発覚後、1度も放送されていない。フジは今後について、『人数不足が生じた場合はそのことを説明して放送する』と発表していますが、新型コロナの影響もあり、このまま打ち切りになる可能性もありそう」(記者)

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