「女子アナ王国」フジテレビ新人アナウンサーの苦難 研修不足、実践の場もなくなり… カトパンは遠い存在!?

編集部

 新型コロナ感染症拡大により、各企業で新入社員向けの業務慣行研修が滞っていることが問題となっている。もちろん、テレビ局も例外でなく、たとえば、フジテレビでは入社式が中止となったばかりか、マナー研修や現場でのルールを学ぶ機会が減り、局内上層部が頭を悩ませる事態となっているという。

 特に深刻なのが新人アナの教育だ。今年度は2人の大学生タレント、上智大学国際教養学部卒業の佐久間みなみと慶応大学経済学部卒業の渡邊渚が女子アナウンサーとしてフジテレビに入社したのだが……。

「一番懸念されているのが、新人アナの伸び悩みです。2人はタレントだったこともあり、多少カメラ慣れはしているのですが、本格的なニュース読み経験はほとんどなく、アナウンサーとしての実力はまだまだ。通常ならば一人前のアナウンサーとしてカメラの前に立てるように『新人アナウンサー研修』を受けるのですが、その研修内容も大幅に簡略化され不安視されていますよ。きちんとアクセントなどの知識を頭に詰め込み、自己練習に励むことができるか。基礎練習する機会は圧倒的に減るので、このままだと今後のアナウンス力に影響が出るのは必至ですね。その遅れを取り戻すため、相当な努力が求められます」(テレビ局関係者)

 夏の風物詩でもある、フジテレビ主催のお台場イベントも中止が決定的となっていて、新人アナの実践経験の場が奪われる事態も懸念されている。

「例年、新人アナは、この夏イベントで貴重な役割を担って度胸をつけるのが恒例となっていますが、それも叶いそうにありません。またエンディングの提供読みが新人アナの登竜門となっている『27時間テレビ』の存続も今年は危ぶまれていて、視聴者に顔見せする絶好の場がなくなるのではないかといわれています。一昔前まで有賀さつき、河野景子、八木亜希子、高島彩、内田恭子、高島彩、加藤綾子、平井理央といったアイドルアナを輩出してきたフジテレビですが、近年は働き方改革の影響もあって、仕事が1人のアナに集中することがなくなり、結果的に人気アナが生まれなくなってしまいました。それに追い打ちをかけるように、新人アナが顔を覚えてもらう機会や実力を研く場が減ってしまい、今年入社の2人には気の毒な状況が生まれています」(同)

 ちなみに、来年度は話題の美人棋士、竹俣紅がフジテレビに女子アナとして入社予定。それまでには、今年の新人2人には、実力と存在感に磨きをかけていってほしいものだ。

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