今年2月にAKB48を卒業した矢作萌夏(17)が、エイベックスの松浦勝人会長(55)のプロデュースで歌手復帰する可能性が濃厚となった。再始動の報にファンが歓喜する一方、なぜか不安の声も沸き起こっている。
松浦会長は16日付の自身のInstagramで「17歳の元アイドル」と面談したことを報告。名前は明かさなかったものの、「アイドルとしては有名な子だったらしい」「僕がネットで見た時からこの子はすでに人気者だった」などと面談相手について綴っていた。
現在17歳で芸能活動をしていない元人気アイドルという条件はかなり限られており、すでに複数のスポーツ紙が確定情報に近い形で「矢作萌夏が浮上」と報じている。特に、AKBグループとつながりの強い日刊スポーツが伝えたことで信憑性がグッと高まった。
矢作といえば、2018年に「第3回AKB48グループドラフト会議」で1巡目指名されてチームK入り。翌年1月にAKBメンバ―最速でソロコンサートを開催し、加入からわずか1年半でセンターに抜擢されるなど人気が爆発した。透明感のあるルックスとアイドルらしからぬ抜群の歌唱力で“AKBの救世主”とまで呼ばれた超有望株だった。
だが、劇場の定期公演にあまり顔を見せなくなったことで「センター様が調子に乗っている」などとアンチに叩かれるようになり、昨年6月には「週刊文春」(文藝春秋)が高校の同級生男子との“添い寝写真”をスクープして交際を報道。本人も事務所も完全否定で「法的措置を視野に入れる」としていたが、同年10月にグループ卒業を電撃発表。今年2月に惜しまれながらもAKBメンバーとしての活動を終了し、以降は芸能界から離れている。
誰もが認める逸材だっただけに、浜崎あゆみら数々のスターを育ててきた「マックス・マツウラ」こと松浦会長のプロデュースで復帰となればいやが上にも期待は高まる。エイベックスは、同じAKB48出身の川栄李奈を女優として大ブレイクさせた実績があり、矢作もその素質の真価を発揮できるようになる可能性がある。