浜崎あゆみ、ドラマ効果と90年代ブームで人気再燃! 低迷期から一転「歌姫復活」なるか

編集部

 歌手・浜崎あゆみ(41)のシングルコレクションデジタルアルバム『A COMPLETE~ALL SINGLES~』が、13日に発表された「オリコン週間デジタルアルバムランキング」で初の1位を獲得したことが話題になっている。「もう終わった」とも揶揄されていた状況から一転、ブーム再燃で完全復活の機運が高まっている。

 同アルバムは、2008年にデビュー10周年を記念してリリースされた作品のデジタル版。いわば「過去の作品」なのだが、自伝的小説を実写化したドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)が話題になるにつれてランキング順位を急上昇させていた。

 浜崎がオリコンのデジタルアルバムランキングで1位となったのは初めてで、累計ダウンロード数は約8万DLを記録している。

「同ランキングがスタートしたのは2016年11月。当時はすでに浜崎の人気が下り坂になって久しく、デジタル世代の若いファンも少なかったため、1位とは無縁の状況が続いていました。しかし、ドラマの影響によって昔聴いていた人たちが懐かしんでダウンロードしたり、リアルタイムで知らない若い世代が興味を示したりしたことで人気が爆発したようです。ドラマの主題歌になっている『M』をはじめ、誰もが一度は聴いたことのあるようなヒット曲が満載ですからお得感も強い」(音楽ライター)

 ドラマにしても原作の小説にしても、当初は評判が悪かった。歌手・浜崎あゆみの誕生と、彼女を見出したエイベックスの松浦勝人会長との大恋愛から別れまでを描いた内容に「今さら誰が興味あるんだ」と否定的な声が多く上がっていた。

 ところが、その予想を裏切って原作小説は13万部の大ヒット。さらに、ドラマ版は深夜帯ながら往年の大映ドラマや昼ドラのようなクセのある演出がバカ受けし、SNSを中心に話題が沸騰。第4話が新型コロナウイルスの影響で放送延期になると、ネット上に嘆きの声があふれ返ったほどだ。

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