『M 愛すべき人がいて』で完全スルーされた浜崎あゆみの黒歴史って?

編集部

 奇抜な演出で注目を集めるドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)の第2話が4月25日に放送された。この回ではアユが歌手デビューに向けて猛特訓を受けるシーンを中心に描かれ、“新キャラ”として登場した水野美紀演じる天才トレーナー・天馬まゆみのスパルタぶりも話題となった。早くもスターダムを駆け上がるアユの姿を追い始めたと言える。

 やはり、浜崎あゆみにとって1998年にavex traxからシングル『poker face』で歌手デビューを果たす前の売れないアイドル女優時代は「なかったことにしたい」黒歴史なのだろうか。そのあたりの内容については、あっさりと流されてしまった印象を受ける。

 第1話でアユが持っていた2本のドラマ台本「ビッグティーチャー」「アンダーエイジ」の元ネタは1993年放送の『ツインズ教師』(テレビ朝日系)、95年の『未成年』(TBS系)だ。『ツインズ教師』は浜崎くるみ名義で生徒役の一人として出演するにとどまったが、『未成年』では大学生の家庭教師との間に望まない妊娠をしてしまうお嬢様女子高生を演じ話題となった。だが、これらのドラマ以外にも浜崎には多くの黒歴史がある。

「まずあげられるのは、水着グラビアですね。ドラマ中でもマネージャーから唐突に話が振られていますが、実際に雑誌に登場し、イメージビデオ作品も存在します。さらに、“幻の音楽デビュー作”もあります。1995年に日本コロンビアからAYUMI名義発売されたシングル『Nothing From Nothing』ではラップに挑戦するも、まったく話題になりませんでした。現在ネットオークション上では1万円前後のプレミア価格で取引されています」(アイドルライター)

 そうした浜崎の新人時代を知る伊集院光は、20日深夜に放送されたラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)で「ゲーム番組の打ち上げで泉谷しげるが冗談で投げたパイプ椅子が浜崎を直撃」「ラップCDをラジオ局で本人が配っていたが、売れた瞬間にレコード室から忽然と消えた」といった、まことしやかなエピソードを披露していた。

 この先のドラマの展開でも浜崎にとって「都合の悪い」黒歴史系のネタの扱いは気になるところだ。
(文=相川ナロウ)

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