人気ラッパー「薬物逮捕」で番組“打ち切り”の危機か… 番組2人目の「逮捕者」で業界のイメージも急降下?

編集部

 人気ラッパー「漢a.k.a.GAMI」こと川上国彦容疑者が5月2日、大麻取締法違反容疑(所持)で現行犯逮捕された事件。しかし、その後の尿検査で、覚醒剤の“陽性反応”が出ていたことが判明し、警視庁戸塚署は覚醒剤取締法違反(使用)容疑でも調べる方針だという。

 これを受け、川上容疑者がレギュラー出演していたラップバトル番組『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系)は12日、番組公式サイトにて「視聴者の皆様に多大なるご心配・ご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます」と謝罪した上で「5月12日放送分以降の漢a.k.a.GAMI氏の出演を見送ることとなりました」と報告した。

「『フリースタイルダンジョン』は、挑戦者が即興ラップで敵を倒すというRPG要素を含んだ番組。そこで川上容疑者は挑戦者の前に立ちはだかる強敵・モンスターとして初回放送から出演しており、現在はラップバトルの勝敗を決める審査員を務めていました。

ただ、川上容疑者のラップは大麻にまつわる内容の歌詞が多かった。それに加えて、番組内でのバトルでも、そのような歌詞を即興で作り出していたそう。時には、薬物摂取による酩酊(通称、ラリった)状態を表す隠語も使うなど、大麻の使用を想起させるようなラップをすることで有名でした」(音楽ライター)

 以前から、違法薬物の使用を匂わすような行動が目立っていた川上容疑者。それだけに、逮捕されることを予期していたファンは少なくなかったようだが……。

 実は、番組レギュラーメンバーの逮捕者はこれで2人目。そのため、一部では「番組打ち切り」も危惧されているという。

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